東京都中央区で不動産を売買！人気エリアや子育て支援情報も

東京都のなかでも不動産売買において人気の街・中央区。

中央区は、銀座や日本橋、八重洲など、日本を代表するオフィス街がある街です。

資産価値性も高く、近年では再開発も進んでいるため、国内だけでなく海外の投資家からも注目されています。

そこで今回は、東京都中央区で不動産売買をするときに知っておきたい情報を紹介します。

中央区で不動産の売買を検討している方は、参考にしてみてくださいね。

東京都中央区の概要

まずは、東京都中央区の立地や治安について解説します。

立地

中央区は、東京都23区のほぼ中央に位置する地域です。

区内には、商業地である日本橋や、ブランドショップが建ち並ぶ銀座、下町情緒溢れる築地や月島などがあり、さまざまな特色があります。

治安

2019年における犯罪発生率（犯罪件数を人口で割った数値）を見ると、中央区は1.33％でした。

東京23区全体の平均が0.84％だったことを考えると、中央区の治安はあまりよいほうではありません。

https://blog.ieagent.jp/eria/chuokusumiyasusa-44844

ただし、犯罪の内容を見てみると、暴行などの凶悪犯罪は少なく、万引きや車上ねらいなどの窃盗が多く発生しています。

持ち物の管理や施錠管理をしっかりしていれば、基本的には安心して暮らせるエリアだといえるでしょう。

中央区が不動産売買で注目を集めている理由

東京都中央区は、不動産売買において人気のエリアです。

なぜ人気なのか、理由を解説します。

銀座駅や東京駅も徒歩圏内

東京都中央区には、銀座や東京などのオフィス街や、下町情緒溢れる築地や月島などがあります。

物件のエリアによっては、これらの街も徒歩圏内なので、とても便利です。

なかでも、銀座へ徒歩で行けるのは、中央区の特権といっても過言ではないでしょう。

週末には銀座の中央通りが歩行者天国として開放されるので、散歩がてら「銀座三越」などの百貨店でショッピングしたり、話題のレストランで食事をしたりすることができますよ。

メトロやバスの交通網が充実している

オフィスが集まる東京都中央区は、メトロを中心に交通網が充実しています。

東京都中央区に乗り入れている路線は以下の通りです。

• 東京メトロ銀座線
• 東京メトロ丸ノ内線
• 東京メトロ日比谷線
• 東京メトロ東西線
• 東京メトロ有楽町線
• 東京メトロ半蔵門線
• JR総武本線
• JR京葉線
• 都営浅草線
• 都営新宿線
• 都営大江戸線

多くの路線が乗り入れているため、東京都内はもちろんのこと、都外へもアクセス良好です。

また、バス便も充実しています。

東京駅や銀座駅、羽田空港や成田空港へもバスを利用できるので、非常に便利です。

交通利便性のよさが、不動産売買において注目を集めている理由のひとつです。

子育て支援策が充実している

オフィス街や繁華街のイメージが強い東京都中央区ですが、近年では人口増加にともない、子育て支援策にも力を入れています。

中央区では、妊娠出産する際に、産院への通院に使えるタクシー利用券1万円分や、お祝いとして3万円分の区内共通買い物件を受け取ることができます。

また、2歳から小学生までの子どもを夜間まで預けられる「トワイライトステイ」というサービスも提供しています。

ほかにも、児童館や子育て支援センターでは、地域の親子の交流の場をつくる取り組みも数多く実施。

これらの支援策によって、子育て中のファミリーからも、中央区の不動産売買は根強い人気があるのです。

物件相場情報

利便性だけでなく、住みやすさも兼ね備えて、不動産売買が活発な東京都中央区。

では、実際に中央区でマンションや一戸建てなどの不動産を売買するときには、それくらいの相場になるのでしょうか。

賃貸家賃相場（マンション）

まずは、東京都中央区における賃貸物件の家賃相場を見てみましょう。

中央区の賃貸マンションの家賃相場は、13.00万円。これは、東京23区のなかで最も高い数値です。

なかでも、日本橋人形町・横山町・馬喰町の家賃相場は高く、17.00万円を超えることも。

物件を選べば、賃貸の家賃同等の金額で、住宅を購入できる可能性もあります。

https://www.chintai.net/　

不動産売却価格相場（マンション・一戸建て・土地）

つぎに、東京都中央区で不動産を売買したらどれくらいの価格相場になるのか、物件種別に見てみましょう。

	マンション	一戸建て	土地
価格相場	5,980万円	6,880万円	7,500万円
平均面積	57㎡	70㎡	48㎡
平均築年数	14年	45年	-

https://suumo.jp/baikyaku/tokyo/sc_chuo/top/

全体的に、面積が狭くても、価格は高い傾向があることが分かります。

また、築年数を見ると、マンションは14年と比較的新しいものも売却されていることが分かります。

一方、一戸建ては平均45年と築年数が古いものも売却されています。

築年数が古い物件を手放すかどうか迷っている方は、チャンスだと考えてもよいでしょう。

中央区の人気エリア

不動産売買が活発な東京都中央区。

では、中央区において不動産売買が人気なエリアは、どこなのでしょうか。

人気のエリアを5つピックアップしてみました。

勝どき

都営大江戸線が乗り入れる勝どき駅。

六本木や新宿へも乗り換えをせずアクセスできる便利なエリアです。

都バスも充実しているので、通勤ラッシュを回避して会社に行くこともできますよ。

勝どき駅は、近年再開発が進み、駅周辺にはタワーマンションが建ち並びます。

なかでも、駅直結のマンション「勝どきビュータワー」は、勝どきの不動産の象徴ともいえる物件です。

勝どき駅は、共働き家庭に人気があります。

駅直結のビルには25時まで営業しているスーパー「FUJIデリド 勝どき駅前店」やドラッグストア、クリニックなどが入っています。

また、勝どき駅周辺にも、スーパーや飲食店などが入る商業施設「勝どきサンスクエア」があり、忙しくても買い物や用事を済ませられて便利です。

月島

東京メトロ有楽町線と都営大江戸線の2路線が乗り入れる月島駅。

新宿駅までは26分、池袋駅までは25分で乗り換えをせずアクセスできます。

月島駅周辺には「もんじゃストリート」と呼ばれる商店街など、もんじゃ焼き店が多いことでも有名です。

駅周辺は再開発が進み、高層マンションが建ち並び、道は整備されています。

一方、駅から少し離れると、一戸建て住宅が集まる閑静な住宅街もあり、のんびりとした雰囲気が漂っています。

24時間営業のスーパーやコンビニ、個人商店の飲食店が充実しているため、一人暮らしからファミリーまで幅広い層に不動産売買において人気のエリアです。

築地

東京メトロ日比谷線が通る築地駅。

霞が関や六本木など、オフィス街へのアクセスが良好です。

銀座までは徒歩15分ほどで行けるので、ショッピングやグルメも楽しめる街として、不動産売買において人気があります。

築地といえば、「築地場外市場」です。

豊洲に市場は移転したものの、築地にも多くの店舗が残っています。

観光のイメージもありますが、鮮魚をお手頃な価格で購入できたり、食事処で食べられたりと、地元ならではの楽しみ方があります。

築地駅周辺にはおしゃれなカフェやレストランも多く、グルメの街としても知られています。

水天宮

東京メトロ半蔵門線が通る水天宮駅。

渋谷までは21分、大手町までは4分で乗り換えをせずアクセスできます。

東京駅に会社があるという方には特に便利なエリアでしょう。

水天宮駅には「東京シティエアターミナル」があり、成田空港・羽田空港行きのバスが運行しています。

出張が多い方にとっても便利ですね。

オフィスビルが多いエリアなので、一戸建て住宅は少なく、コンパクトな間取りのマンションが多い傾向があります。

また、子宝の神様としても知られる「水天宮」のまわりには、飲食店が充実し、食べ歩きをするのも楽しいでしょう。

治安もよく、交通利便性がよい水天宮は、中央区のなかでも不動産売買において人気がある街です。

不動産売買のポイント～売却編～

不動産を売却するのは人生に一度きりという人が多いため、あらかじめ売却のポイントを知っておくことが大切です。

ここからは、東京都中央区で不動産を売却する際のポイントを3つ解説します。

①販売戦略は不動産会社と一緒に立てる

東京都中央区で不動産を売却する際の1つ目のポイントは、販売戦略は不動産会社と一緒に立てるということです。

なぜならば、不動産を所有していた売主であるあなたは、中央区の知見や物件のよいところをよく知っているからです。

例えば、「学区の◯◯小学校は人気で越境してくる子も多い」や「近くに新築マンションが建って道路が整備されベビーカーを押しやすくなった」など、住んでいる人しか知り得ないアピールポイントがあるでしょう。

中央区の地域特性や物件のアピールポイントから、どんな人に・どんな方法で・どんな言葉で伝えるとよいか、不動産会社と相談することをおすすめします。

②物件の査定は複数の不動産会社に依頼をする

中央区で不動産を売却する際の2つ目のポイントは、査定は複数の不動産会社に依頼をすることです。

複数の不動産会社の査定金額を見比べることで、妥当な設定金額を見極めることができ、安売りで損をしてしまうリスクを回避できます。

もちろん、不動産会社の査定は無料です。

信頼できる不動産会社とパートナーになることが不動産売却の鍵なので、大手の不動産会社に限定せず、地場の不動産会社にも査定を依頼してみましょう。

③売買ピークのシーズンを逃さない

中央区で不動産を売却する際の3つ目のポイントは、売買ピークのシーズンを逃さないということです。

不動産の売買取引件数は2月・3月が最多です。

これは、進学・入学・就職・人事異動などのライフスタイルの変化にともない、マンションや一戸建てなどの不動産を売買する人が増えるためです。

一方で、4月入ってしまうと物件検討者はがくんと減ってしまいます。

11月には査定などを進めておくことで、売買がピークのシーズンに物件を売り出すことができます。

不動産売買のポイント～購入編～

つぎに、中央区で不動産を購入するときのポイントを3つ紹介します。

不動産会社選びは情報の量とサービスの質をチェック

中古一戸建てや中古マンションなどの不動産は、不動産仲介会社を通して購入します。しかし、東京都内には数多くの不動産会社があるので、「どこに相談すればよいのか分からない」という方も多いでしょう。

中央区における不動産会社の選び方のポイントは、情報の量とサービスの質です。なぜならば、中央区は不動産売買が活発なので、情報が少なかったり遅かったりすることで希望の物件を買われてしまうことがあるからです。

中央区で不動産会社を選ぶときには、大手に限らず、地場の不動産会社も見てみましょう。その会社でしか公開していない物件情報を持っているかもしれません。

立地や管理などの資産価値性をチェック

中央区でマンションや一戸建てなどの不動産を購入するのなら、売却したときに、高値で売れるように、資産価値性が高い物件を選ぶことが大切です。

資産価値が落ちにくい物件の条件は、以下のとおりです。

• 人気のエリアであること
• 交通利便性がよいこと
• 再開発など将来性が期待できるエリアであること
• 駅から近いこと
• 築年数が浅いこと
• 日当りがよいこと
• マンションなら眺望がよいこと
• マンションなら管理やメンテナンスが行き届いていること

とくに、投資目的で購入する人もいる中央区では、物件の立地は重要です。

複数路線が利用できる交通利便性がよい駅や、駅から徒歩10分以内などの条件は抑えておきたいですね。

物件の周辺環境は徒歩でチェック

治安や買い物環境、騒音がないかどうかなどの住環境は、インターネットで検索しても分かりません。

大切なのは、物件の周辺を徒歩でチェックすること。

とくに、賑わいがある中央区では、最寄り駅から物件までの道は重要です。

繁華街がないか、暗くて危ない道ではないかなど、家族が安心して帰宅できる環境かどうかをチェックしましょう。

実際に歩いてみるのが難しい場合や、エリアを絞り込めない場合は、不動産会社に情報を聞いてみるのもよいでしょう。

東京都中央区で不動産を売買するなら、当社にご相談を

東京都中央区で不動産売買をするなら、大切なのは不動産会社選びです。

中央区は東京都のなかでも不動産の売買が盛んな地域なので、情報の多さやレスポンスの早さなどのサービスが、売買の成功を左右します。

当社は、中央区における不動産売買の実績が多数あります。

中央区の不動産売買に関することなら、ワイズホームに何でもお問い合わせください！