
不動産の購入は大きな決断であり、そのため実際に目で見て確かめることができる内見という機会は重要です。
内見は入居後のトラブルを防ぎ、満足度の高い物件選びにつながります。以下では、内見時に気を付けること、失敗しないためのポイント、を分かりやすく紹介します。
内見時に気を付けること:失敗しないためのチェックポイント
1. 物件の全体的な状態と清潔感
- 外観・共用部分:
- 建物の築年数と手入れ具合を確認しましょう。外壁にひび割れや剥がれがないか、共用部分(エントランス、廊下、階段、エレベーター)は清潔に保たれているか、照明は十分か、防犯カメラがあるかなどもチェックポイントです。
- ゴミ置き場が清潔に管理されているか、臭いはないかを確認するのも忘れずに。
- 室内:
- 部屋全体が清掃されているか、ほこりやカビ、異臭がないか確認します。特に水回り(キッチン、浴室、トイレ)は念入りにチェックしましょう。
- 壁・床・天井に汚れ、傷、穴、大きなひび割れがないか確認します。壁のシミは雨漏りや水漏れの可能性も示唆します。
- 換気が良いかどうかも重要です。窓を開けて風通しを確認し、部屋が湿っぽい、カビ臭い場合は換気が悪い可能性があります。
2. 間取りと機能性
- 間取り図との相違: 事前に渡された間取り図と実際の部屋が一致しているか確認しましょう。まれに多少異なる場合があります。
- 部屋の広さと配置: 実際に家具を置いた時のイメージを膨らませて、生活動線を考えます。冷蔵庫や洗濯機を置くスペースは十分か、なども確認ポイントです。
- 収納スペース: クローゼット、押し入れ、物入れなど、収納は十分にあるか確認します。日本の物件は収納が少ない場合もあるので重要です。
- 採光と風通し:
- 窓の数と大きさ、窓の開閉がスムーズか、鍵はしっかりかかるかを確認します。
- 日当たりは非常に重要です。午前、午後でどのように日が当たるかを想像します。特に冬場の日当たりや、窓の方角(南向きが一般的に好まれる)も考慮しましょう。
- 複数の窓を開けた時に風が通るか確認することで、換気の良し悪しが分かります。
- コンセントと配線: コンセントの数と位置は十分か、エアコン用のコンセントやテレビ・インターネットの差し込み口があるか確認します。
3. 水回りの設備(キッチン・浴室・トイレ)
- キッチン:
- シンクと蛇口に水漏れやサビがないか、水圧は適切か確認します。
- ガスコンロ/IHクッキングヒーターが設置されているか、動作するか確認します(火はつけられなくても、つまみを回して確認できる場合も)。
- 換気扇が動作するか、油汚れがひどくないか確認しましょう。
- 食器や調理器具を収納できるスペースは十分かどうかも重要です。
- 浴室・洗面所:
- シャワーと浴槽の水圧は適切か、排水はスムーズか、カビや水垢がないか確認します。
- 換気扇が動作するか確認します。浴室乾燥機がついている場合はその動作も確認しましょう。
- 洗面台に水漏れやひび割れがないか確認します。
- 洗濯機置き場が室内にあるか(防水パンの有無)、給水・排水の接続口があるか確認します。
- トイレ:
- 和式か洋式か、ウォシュレットは付いているか確認します。
- 水漏れや便器の汚れがないか確認しましょう。
4. 設備・インフラ
- エアコン: 設置されているか、動作するか確認します(特に夏場・冬場は重要です)。
- 給湯器: 設置場所、状態を確認し、お湯が出るか(確認できれば)確認します。
- インターネット環境: インターネット回線が導入されているか、どのようなプロバイダが利用可能か確認しておくと良いでしょう。
- 防犯設備: オートロック、モニター付きインターホン、防犯カメラなどの有無を確認します。
- ベランダ: 広さ、日当たり、物干し竿をかける場所があるか確認します。避難経路の妨げになっていないかも重要です。
5. 周辺環境と騒音
- 周辺環境:
- 最寄りの駅からの距離: 実際に歩いてみて、時間や道のりの安全性(夜道など)を確認します。
- 周辺施設: スーパー、コンビニ、病院、公園、学校、郵便局などが近くにあるか確認します。
- 治安: 周辺の雰囲気はどうか、気になる点はないか。
- 騒音:
- 外部からの音: 交通量(道路、電車、飛行機)、近隣の店舗や学校、工場からの騒音はないか、内見時に意識して耳を傾けましょう。
- 隣室からの音: 内見中に隣室の生活音を確認するのは難しいですが、壁の厚さや建物の構造(木造、鉄骨、鉄筋コンクリートなど)によって防音性は異なります。
- 上階/下階からの音: 同様に確認は難しいですが、床の構造などを質問してみても良いでしょう。
6. 不動産会社や担当者への質問事項
内見中に気になったことは、その場で担当者に質問しましょう。
近隣トラブルの有無: 音やゴミ出しなど、過去にトラブルがあったか。
家賃以外の費用: 管理費・共益費、敷金・礼金、更新料、火災保険料など、契約にかかる全ての費用を確認します。
入居時期: いつから入居可能か。
契約期間と解約予告期間: 何年契約か、退去時の予告期間はどれくらいか。
ペット飼育の可否: ペットを飼う予定がある場合は、必ず確認します。
ゴミ出しのルール: ゴミ出しの曜日、時間、場所、分別の仕方など。
修繕の責任範囲: 設備が故障した場合、誰が費用を負担するのか。
以前の入居者の退去理由: 聞きにくいですが、聞ける範囲で聞いてみても良いかもしれません。
まとめ
内見時に気を付けるポイントは理解いただけましたか?
内見は一度だけでなく、時間帯を変えて複数回訪れることができるなら、より多くの情報を得られます。例えば、昼間と夜間では周辺の雰囲気が大きく異なることがあります。
焦らず、じっくりと時間をかけてチェックし、不明な点は積極的に質問して、納得のいく物件選びをしてくださいね。
こちらのページでご説明させて頂いた内容についても全面的にサポートさせて頂きますので、まずはお気軽にご相談ください。



