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足立区で中古マンションをリノベーション！物件の選び方や価格相場を解説

最近主流になってきた「中古マンションを買ってリノベーション」。賃貸の家賃と同等の価格で、自分好みのオシャレなマンションに住めると人気です。

しかし、いざリノベーションするための物件を選ぼうとしても、たくさんあって、どのような条件で選べばよいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、東京都足立区で中古マンションをリノベーションする場合の、物件の選び方や足立区のおすすめエリアなどを紹介します。

中古マンションをリノベーションするメリット

最近中古マンションを購入してリノベーションする人が増えていますが、それはなぜでしょうか。中古マンションをリノベーションするメリットを紹介します。

賃貸物件や建売一戸建てより自分好みにできる

賃貸物件や建売の一戸建ての場合、完成した状態で引き渡されるので、自分の好きなように変えられません。中古マンションをリノベーションすれば、間取りや内装、設備を自分の好みにすることができるので、快適な生活を送ることができます。

新築マンションより物件の選択肢が多い

足立区で新築マンションを探す場合、求める条件に合う物件が希望エリア内に建築されるとは限りません。また、新築マンションは建築予定の段階で広告を出すため、入居まで2年ほどかかる場合も。

一方、足立区でリノベーション用の中古マンションを探す場合、新築マンションよりも物件数が豊富で、選択肢が広がります。リノベーションが完成次第すぐに入居できるのもメリットだといえるでしょう。

新築マンションよりも価格を抑えて住宅ローンの負担が軽い

立地や物件にもよりますが、中古マンションをリノベーションした場合、近い条件の新築マンションと比べると、2～3割安い費用で済むといわれています。希望通りの設計やデザインができるうえ費用を抑えられるのは、中古マンションをリノベーションをするメリットだといえるでしょう。

リノベーションする物件を選ぶときのポイント

メリットが多い中古マンションのリノベーションですが、一方でどの物件がよくてどの物件が悪いのか判断をするのは難しいというデメリットも。ここからは、リノベーションする中古マンションを選ぶときのポイントを紹介します。

物件のスペック

築年数は何年か

リノベーション用の中古マンションを購入するにあたり、気になるのは築年数です。築年数は、新しいほうが物件相場は高く、古いほうが安くなります。

賃貸物件の場合、「築10年以内」という条件で絞り込む人が多いですが、中古マンションを購入する場合、築10年以内は新築マンションとあまり価格が分からない場合も。物件購入価格を抑えたい場合は、築10～20年がおすすめです。

マンションの耐震性を判断する基準のひとつが、1981年以降に建築されているかどうかです。1981年に建築基準法が改正され、震度6～7程度の大規模地震でも倒壊は免れる強さにすることが義務付けられました。リノベーションをするには、1981年以降の物件を選ぶというのはおすすめです。

間取りを変えやすい構造かどうか

マンションの建物構造には、2つの種類があります。1つめは「ラーメン構造」で、柱と梁で建物を支える構造です。もう1つは「壁式構造」で、壁で建物を支える構造です。リノベーションによって間取りを変更する場合、1つ目の「ラーメン構造」の物件のほうが、壁のない自由な空間ができるので適しています。「リノベーションで2LDKを広々とした1LDKに変えたい」というような理想がある場合、構造もチェックしておいたほうがよいでしょう。

駅から徒歩10分以内かどうか

いずれ売却を予定しているなら、マンションの駅徒歩分数は条件に入れておいたほうがよいでしょう。一般的に物件を探すときには「駅から徒歩10分」という条件で探す人が多いので、リノベーションするマンションを選ぶときも駅から徒歩10分という条件で探したほうが、売却しやすい傾向があります。

周辺環境

治安はよいか

足立区でリノベーションするマンションを探す場合、やはり治安は気になるところす。マンションの徒歩圏内に繁華街がないか、公園は安全に遊べるかなど、治安を確認しておくとよいでしょう。警視庁のホームページにはエリアごとの犯罪に関する情報が掲載されているので、事前に確認しておくことのもおすすめです。

子育てのしやすさはどうか

子どもがいる場合、子育てのしやすさは確認しておくべきポイントです。近くに安全な公園はあるか、保育施設や教育機関まではどれくらいの距離か、子どもを連れて買い物しやすいスーパーがあるかなど、実際に歩いて見てみることをおすすめします。

管理体制

マンションの管理は行き届いているか

「中古マンションは管理を買え」という言葉があるほど、中古マンションにおいて管理体制は大切です。なぜなら、管理が行き届いているかどうかは、暮らしやすさやマンションの寿命に直結し、将来売却できるかどうかにもかかっているからです。

駐輪場やエントランス、共用廊下などの共用部分が汚れていないか、ヒビ割れや破損が放置されていないかなどをチェックしてみることをおすすめします。

修繕の計画は立てられているか

マンションの共用部分は、10～15年に一度定期的に大規模修繕をおこなうのが一般的。入居すると毎月修繕積立金を支払いますが、これは大規模修繕のための貯蓄です。修繕積立金が安いと大規模修繕の費用が足りなくなり、一時金として数十万を支払わなければいけないことも。定期的に修繕がおこなわれているか、次の大規模修繕のタイミングがいつかなどを、マンションの管理組合に確認をしましょう。

中古マンションを購入するなら足立区がおすすめな理由

中古マンションを購入してリノベーションするなら、東京都の足立区がおすすめです。足立区がリノベーション物件を探すのにおすすめの理由を解説します。

物件価格が安くリノベーションに費用を充てられるから

物件購入費用を抑えられれば、その分リノベーション費用に充てることができ、満足のいく部屋を実現できます。足立区は東京都のなかでも中古マンションの価格が安いので、リノベーションするにはぴったりなのです。

足立区と周辺エリアの中古マンション平均価格相場

足立区と、周辺エリアの中古マンションの平均価格は以下のとおりです。

市区町村	平均価格(専有面積：70m²の場合)
足立区	2,878万円
荒川区	4,184万円
板橋区	3,657万円
練馬区	3,580万円
葛飾区	3,085万円
江戸川区	3,267万円

https://www.homes.co.jp/mansion/chuko/tokyo/adachi-city/price/

足立区は周辺エリアと比較しても、中古マンションの価格が200～1,000万円ほど安いことが分かります。

足立区の物件価格を35年の住宅ローンでシミュレーションしてみると、月々約7.8万円ほどの支払いになります。（元利均等、固定金利0.75％）

交通利便性がよいから

リノベーションの物件価格が安い足立区ですが、交通利便性はよいのが特徴です。足立区にはJR線をはじめ、複数の地下鉄が乗り入れているので、通勤・通学の時間を短縮できます。足立区のなかでも、JR常磐線と東京メトロ千代田線が乗り入れる綾瀬駅や、つくばエクスプレス・東武伊勢崎線・常磐線・東京メトロの2路線が乗り入れる北千住駅は、交通利便性が抜群です。

子育てしやすい環境だから

足立区は団地が多いため、ファミリー層に人気の街です。そのため、足立区には子どもがのびのび遊べる公園や、大規模商業施設、室内プレイパークなどが充実しています。足立区には大きなスーパーも多く、ベビーカーでもスムーズに買い物できるのが嬉しいところです。

東京都足立区のおすすめエリア

物件価格が安く、幅広い世代に住みやすい街・足立区。では、足立区のなかでもとくに暮らしやすい街はどこなのでしょうか。足立区で中古マンションを買ってリノベーションをするのにおすすめエリアを3つ紹介します。

交通利便性重視なら綾瀬駅

綾瀬駅は、足立区のなかでも交通利便性がよい駅として知られています。似ている名前の北綾瀬駅は、隣の駅で、綾瀬駅の方が栄えています。

足立区の綾瀬駅にはJR常磐線と東京メトロ千代田線の2路線が乗り入れています。千代田線は大手町駅や霞が関駅などのオフィス街に1本でアクセスできるので、足立区に乗り入れる路線のなかでも通勤に便利です。

綾瀬駅から徒歩2分のところには「イトーヨーカドー綾瀬店」があり、食品から日用品まで揃えることができます。また、綾瀬駅徒歩1分のところには、24時間スーパーの「ビッグ・エー綾瀬店」や、物価の安い八百屋さんなどが並んでいるので、買い物に不便することはないでしょう。

子育てしやすい街なら西新井駅

西新井駅は、足立区のなかでも子育てしやすい街として進化しています。足立区の再開発によって、西新井駅徒歩2分のところには「イオン西新井」が誕生。スーパーだけでなく、子どものスポーツ教室もあるので、教育を重視するファミリーにもおすすめです。

また、西新井駅徒歩8分の「アリオ西新井」は、「イトーヨーカドー」をはじめ、人気アパレルブランドやレストラン、映画館まで入る大型商業施設で、いつもファミリー層で賑わっています。

さらに、西新井駅から徒歩3分のところには、子どもたちが遊びながら学べる体験型複合施設「ギャラクシティ」があります。高さ7.5mのクライミングウォールや、国内最大級のネット遊具など、室内でありながら思う存分体を動かせるため、足立区の人気スポットとなっています。

将来性に期待をするなら北千住駅

再開発が進む北千住駅は、足立区のなかでも将来性に期待できる街です。北千住駅の東口は、現在老朽化が進んだ建物が多く密集しており、防犯上の課題があります。さらに、道路の整備がされていないため、ゴチャゴチャとして通行しにくいという問題も。再開発によって、タワーマンションや商業施設の建築、北千住駅周辺の交通基盤整備や歩きやすい道路が計画されています。

足立区の北千住駅は、JR常磐線・東京メトロ日比谷線・東京メトロ千代田線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレスの5路線が通っている足立区随一のターミナル駅です。また、北千住駅周辺には「マルイ」や「ルミネ」などのショッピングモールも充実しています。足立区のなかでも利便性に定評がある北千住駅ですが、再開発によって今後より便利で快適な街になると期待できるでしょう。