東京都足立区の不動産売却・購入にかかる費用は？仲介手数料無料の方法も

賃貸物件を借りようとすると、敷金・礼金などの初期費用がかかりますが、マンションや戸建てを購入するときも同様に初期費用がかかります。

なかでも売却・購入ともに負担が大きいのは仲介手数料です。

そこで今回は、東京都足立区の不動産売却・購入にかかる費用について徹底解説。

仲介手数料無料の物件購入や直接買い取りについてもご紹介します。

足立区の戸建てやマンションの購入または売却を検討している方は、是非最後まで読んでみてくださいね。

マンションや戸建ての購入にかかる仲介手数料の仕組み

マンションや戸建ての購入における仲介手数料とは

まずは、マンションや戸建ての購入における仲介手数料とは何に対する費用なのか解説します。

マンションや戸建てを購入するときには、不動産仲介会社が希望に合った物件を探したり、内見の日程調整をしたり、売主と条件交渉をしたりします。

仲介手数料とは、それらのサービスに対して支払う報酬です。

仲介手数料は成功報酬なので、査定を依頼したり、物件を探してもらったとしても費用は基本的にはかかりません。

売主と売買契約を結んだときに初めて支払うことになります。

仲介手数料はいくらかかるのか

それでは、マンションや戸建てを購入する場合、仲介手数料はいくらかかるのでしょうか。

仲介手数料の計算は簡単で、自分でもシミュレーションすることができます。

仲介手数料は、物件金額によって料率が決まっています。

購入する物件金額が高くなればなるほど料率は下がる仕組みです。

【仲介手数料の計算方法】

売買価格（税込）	計算方法
200万円以下の場合	5%
200万円超400万円以下の場合	4%＋2万円
400万円超の場合	3%＋6万円

料率は物件の価格が200万円以下、400万円以下、400万円超の3段階に分かれています。

足立区でマンションや戸建てを購入するならば、400万円超になるのが一般的なので、計算方法は「物件価格×3％＋6万円＋消費税」です。

仲介手数料は課税対象なので、消費税がプラスされます。

3000万円の物件を購入するならば、105万円ほどの仲介手数料が発生することになります。

仲介手数料を支払うタイミング

先程説明したとおり、仲介手数料は成功報酬です。

そのため、物件を探してもらったり、広告を売ってもらったりしても、その場で仲介手数料を支払うということはありません。

仲介手数料は売買契約が成立して初めて支払い義務が発生します。

マンションや戸建てを購入し売買契約を結んだあと、引き渡しまで時間がかかることがあるため、

• 売買契約締結時
• 引き渡し完了時

の2回に分けて支払うケースもあります。

また、会社によっては引き渡しの時に一括で支払うケースもあります。

不動産会社ごとに異なるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

仲介手数料無料の不動産を購入する方法と条件

新築一戸建てやマンションでも仲介手数料無料じゃないケースもある

中古戸建てや中古マンションは仲介手数料が発生すると知っていても、新築戸建てや新築マンションなら絶対にかからないと思っていませんか？

実は、販売方法によっては、新築物件でも仲介手数料がかかるのです。

新築物件の場合、販売方法によって「売主物件」と「仲介物件」に分かれます。

売主物件は、「自社物件」とも呼ばれ、開発した会社が販売も行っている物件のことです。

自社で完結しているので、仲介手数料無料です。

一方「仲介物件」は、開発した会社（売主）と買主を不動産会社が仲介する物件のこと。

この場合、売主と買主両方に仲介手数料が発生します。

どちらの販売形態なのかは、物件概要を見ると「自社物件」「仲介物件」などと記載してあります。

新築物件なら仲介手数料無料というわけではないので注意しましょう。

自社売主物件なら仲介手数料無料

新築物件でも仲介手数料無料でないケースもありますが、「自社売主物件」なら仲介手数料無料です。

仲介手数料無料なら、浮いたお金をインテリアや頭金に回せますね。

自社売主物件のメリットは、仲介手数料無料ということだけではありません。

仲介の場合、条件交渉や問い合わせを都度売主に相談するので、回答まで時間がかかります。

自社売主物件なら、すぐに回答を得られるので、スムーズに物件購入を進められます。

また、価格も自社判断できるため、お手頃な物件が多いのもメリットです。

ちなみに弊社でも足立区を中心に仲介手数料無料のお得な自社売主物件を取り扱っているので、ぜひご確認下さい。

ワイズホームの自社物件を確認

不動産売却にかかる仲介手数料の仕組み

不動産売却における仲介手数料とは

つぎに、不動産売却における仲介手数料の仕組みについ解説します。

不動産を売却する場合、個人で買主を見つけて契約をするケースは極稀で、一般的にはプロである不動産会社に仲介を依頼します。

仲介を依頼された不動産会社は、チラシやインターネットサイトで広告を売ったり、内見の日程調整や対応をしたり、売主と買主の条件を調整したりします。

不動産売却における仲介手数料とは、これらのサービスに対する報酬です。

仲介手数料はいくらかかるのか

物件購入と同様に、仲介手数料は成功報酬です。

査定を依頼したり、広告を売ってもらったりするだけでは費用はかかりません。

売買契約締結時に初めて仲介手数料の支払い義務が発生します。

物件購入と同様に、

• 売買契約締結時
• 引き渡し完了時

の2回に分けて支払うケースや、会社によっては引き渡しの時に一括で支払うケースもあります。

まとまったお金が必要になるので、どのような支払い方法なのか、不動産会社には事前に確認しておくとよいでしょう。

足立区なら「北千住」「西新井」「北綾瀬」の不動産物件がおすすめ

ここまでは、不動産売却によってかかる費用についてご紹介しました。

ここからは、足立区で暮らすメリットついてご紹介します。

足立区で不動産を探している方にとっては、リアルな住み心地を知ることができ、足立区で不動産を売却する方にとっては、どのようなニーズがあるのか知ることができますよ。

①東京都内なのに物件価格・賃貸の家賃が安い

足立区の最大の魅力は、ズバリ物件価格や賃貸の家賃が安いこと。

例えば中古マンションの場合、東京23区で足立区は最も安い物件相場です。

足立区は築浅物件で3000万円台後半、築古物件で2000万円台後半と、東京都内とは思えないお手頃価格でマンションを購入することができます。（専有面積70平米あたり）

東京23区は近年物件相場が上がっていますが、足立区ならば脱賃貸ができると注目が集まっています。

足立区は土地も東京都内ではかなり安いので、土地を買って家を建てたいという方にとってもニーズがあるエリアです。

②ＪＲや東武伊勢崎線など鉄道アクセスが優秀

足立区は物件価格や家賃が安いのに、交通アクセスが非常に便利です。

足立区のなかでも、北千住駅や綾瀬駅は複数の沿線が通っているので、東京方面への通勤者に人気があります。

そのため、足立区はワンルームマンションやDINKS向けのマンションなどもニーズが高い傾向があります。

足立区に乗り入れている路線は以下のとおりです。

• 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・大師線
• JR常磐線
• 京成本線
• 東京メトロ日比谷線
• 東京メトロ千代田線
• つくばエクスプレス
• 日暮里・舎人ライナー

東京メトロ日比谷線・千代田線を使えば東京都心へのアクセスも良好です。

また、京成本線やつくばエクスプレスなどで千葉方面、東武伊勢崎線などで埼玉方面へもスムーズにアクセスできるのも足立区が人気の秘密です。

③レジャースポットが多く子育てしやすい環境

足立区は東京都内でも子供が多いことで知られています。

足立区はレジャースポットやお買い物スポットが充実していたり、東京では珍しいのびのび遊べる公園も多くあったりと、子育てしやすい環境が整っているためです。

例えば、足立区の西新井駅周辺は再開発により子育てファミリーから人気が高まりました。

西新井駅前の「アリオ西新井」は、大きな「イトーヨーカドー」をはじめ、人気アパレルブランドやレストラン、映画館まで入る大型商業施設です。

雨の日でも子供と一緒にお買い物や食事を楽しめると東京でも有数の人気お出かけスポットです。

また、屋内体験型複合施設の「ギャラクシティ」は、国内最大級のネット遊具やクライミングウォールがあり、のびのびと子供が身体を動かせると評判です。

足立区のなかでも西新井駅周辺にはファミリー向けマンションなどの物件が続々登場し、ニーズが高まっているエリアです。

足立区は危険？実は治安は悪くない

足立区というと、治安の面を心配する方も多いのではないでしょうか。

足立区といっても、駅によっては飲み屋さんやネオン街が広がっていたり、閑静な住宅街だったりと様々です。

東京23区の犯罪発生率（犯罪件数を人口で割った数値）を見てみましょう。

【平成30年度　東京23区　犯罪発生率ランキング】

順位	区	犯罪発生率
1	千代田区	5.03%
2	渋谷区	2.40%
3	新宿区	1.85%
4	台東区	1.58%
5	豊島区	1.55%
6	港区	1.49%
7	中央区	1.40%
8	墨田区	0.96%
9	北区	0.79%
10	葛飾区	0.79%
11	江戸川区	0.78%
12	中野区	0.77%
13	足立区	0.76%
14	板橋区	0.74%
15	江東区	0.74%
16	大田区	0.73%
17	荒川区	0.70%
18	目黒区	0.67%
19	世田谷区	0.66%
20	品川区	0.66%
21	杉並区	0.62%
22	練馬区	0.62%
23	文京区	0.57%

足立区は東京23区で犯罪発生率の高さは13位です。

危険なイメージが足立区は根強いですが、ランキングから見てもわかる通り実は他の区のほうが犯罪発生率は高かったりします。

しかも、足立区内で起きた犯罪内容を見てみると、重大犯罪は少なく、多いのは自転車窃盗などの軽犯罪のため、足立区に住むなら自転車は二重に施錠して駐輪ルールを守ることが大切です。

なお、足立区のなかでも北綾瀬駅などは閑静な住宅街で、治安はむしろ良い方ですよ。

仲介手数料無料で売却する方法

不動産を売却すると、不動産会社に仲介手数料を支払います。

相場は【売買金額✕3％＋6万円＋消費税】です。

3000万円で物件を売却したら、100万円ほど仲介手数料を支払うことになります。

足立区に限らず不動産会社のなかには、仲介手数料無料の「直接買い取り」を行っている場合もあります。

不動産の直接買い取りとは

直接買い取りでは売主と買主を不動産会社が仲介するのではなく、不動産会社が買い取ります。

一般的な仲介で不動産を売却よりも金額は下がりますが、仲介をしないので、仲介手数料無料なのも嬉しいところですね。

不動産の直接買い取りに適したケース

• 住宅ローンの支払いが困難な場合
• 売却が厳しい物件の場合
• 急な転勤や引っ越しで早く売却をしたい場合
• 近所に売却を知られたくない場合
• すぐに現金が必要な場合

不動産の直接買い取りのメリット

• 仲介手数料無料
• 広告を売ったり内見対応をしなくてよいので、手間がかからない
• すぐに現金化できるので、スケジュールを立てやすい
• 広告や内見を行わないので、ご近所に知られずに売却できる

足立区の不動産売却なら、まずは無料査定を依頼しよう

東京都足立区でマンション・一戸建て・土地などの不動産を売却するなら、まずは無料査定をすることをおすすめします。

不動産会社には得意・不得意があり、物件によって適した会社が異なるため、無料査定は足立区内にある複数の不動産会社に依頼することが大切です。

大手不動産会社

• ハウスクリーニングなどのサービスが充実している
• 店舗が全国にある
• 分譲元で仲介を依頼できることがある
• 営業マンが地元の知見に乏しいことがある
• ノルマ重視、マニュアル重視

地場不動産会社

• 地元出身者、在住者が多く、エリア知見が豊富
• 営業マンの裁量が大きく、フレキシブルな対応ができる
• 地元のコネクションから買主を見つけることがある
• 1人あたりにかけられる時間が長い
• 広範囲の集客に弱いことも
• 大手不動産会社と比較すると知名度が低い

不動産売却の成功の鍵は、信頼できる不動産会社を見つけること。

もし1社のみに査定を依頼してしまうと、その不動産会社の査定金額が低い場合、安売りをして損をしてしまいます。

足立区で不動産を売却するなら、不動産の相場を知るためにも、まずは複数の不動産会社に査定を依頼してみましょう。

査定はもちろん無料です。

査定金額や、足立区における売却実績、営業マンの対応力などをチェックして、ぴったりの不動産会社を見つけることが足立区の不動産売却成功への近道です。

【まとめ】足立区の一戸建て・マンション売却なら仲介手数料無料の買い取りが評判の当社へご相談を！

マンション・一戸建て・土地などの不動産を売却・購入するときには、仲介手数料が発生します。

足立区, 荒川区, 葛飾区の不動産を取り扱う当社なら、仲介手数料無料で直接買い取りを実施しています。

「住宅ローンの支払いが遅れている」「ご近所に知られずに不動産を手放したい」などでお悩みの場合もお気軽にご相談ください。

仲介手数料無料の自社物件のご紹介もしているので、初期費用を抑えて物件を購入したい方にもおすすめです。

足立区の不動産のことなら、地域密着型の当社までご相談ください。